好きです〜秘密の同居はじめました


「ひ、人を待ってますので」

と言って逃げようとすると

待てよと腕を掴まれた


「やめてください」


と必死な抵抗をするが男ふたりなのでビクともしない


成瀬くん助けてと思っていると


「あんたら、俺の彼女になにしてんの?」


と聞いたこともない低い声の成瀬くん


「な、なるせくん」


と私は一瞬の隙をついて彼のもとに逃げた

< 64 / 88 >

この作品をシェア

pagetop