殺し屋上京する?
A「やだよ。若いから全てが許されるのか?若いから盗んだバイクで走り出して良いのか?校舎のガラスを割っても良いのか?
俺達はそれに騙されてやったら捕まったじゃないか!
それから俺達のアウトロー人生が始まったな。」
B「アウトロー人生って俺達は、ただの漁師だろ。確かに二度ほど人を殺したけどな。
それも周りもやってたんだからな。
カッコつけるなよ。
それより若くて有村架純ちゃんみたいなのだったらドッサリ色々な物がパンツに付いてても良いだろう。」
A「有村架純ちゃんをそこで出すか!!お前だって高校の頃には渡辺満里奈ならウンコ食えるって言ってただろう。」
B「お前なあ高校の頃なんてそんなもんだよ。
四十代後半で有村架純ちゃんなら象のウンコ並みにドッサリ付いていても良いって変態か!」
A「ドッサリドッサリ言うなよ。
まあ、とにかく俺達はこの小さな小さな町で終わる器じゃないんだよ。東京に行こう。
東京に行って超一流の殺し屋って物がどんな物か見せてやろうぜ!」
B「何処に超一流の殺し屋が居るんだよ。俺達の事かな?
船から落とす時に二人で泣きながら落とした俺達の事かな?それも二回目は自分自身も死んでお詫びするとか言ってたのはお前だよな。
町長が、政敵を殺すのに面倒だから少ない若い俺達に頼んだだけだろう。それも十年も前だし若くも無いけどな。」
A「昔やれた事は今はやれないのか?弱虫め!お前ならやれるよ!俺が付いてる。」
B「お前も色々付いてそうでやだよ。まだ有村架純ちゃんに…」
A「それ以上言うな!東京に行けば有村ちゃんに会えるかもなんだぞ。
山本が勤めてる居酒屋に泉ピン子来たらしいからな。取り敢えずそこで皿洗いでもして裏の稼業だよ。」
B「山本ってあちこち行ってて居酒屋にばかり勤めてるアイツか?未だに調理師免許も取ってないんだろう。
皿洗いのバイトは奴がしてるよ。
それに、泉ピン子が来たから有村架純ちゃんに会えるのか?」
A「朝ドラ繋がりだろう。それに山本は、芸能事務所にも詳しいらしいぞ。」
B「あー一度芸能事務所の引っ越しのアルバイトに行ったんだろう。」
A「なあ、俺達にそんな機会が有るか?
せいぜい町の何処かの婆さんの引っ越しの手伝いするくらいだろう。
若い女の子なんて少ないし俺達には引っ越しの手伝いさせねえだろう。
そう考えたら田山のじいさん幸せだよな。」