月の花弁

「ユリ…


すごいね?」


ユリは


自分で自覚は無いだろうけど、



よくいいことを言っていた。



「良し!



まずは剣をイメージして、



呪文を唱える!!」




…イメージ…





小さくて、



鋭くて、



剣先がこっちに向いてたらダメだから



鞘に収まっているの…



「我に仕えるつ…!!」



< 166 / 169 >

この作品をシェア

pagetop