Find Me
「おッ!君が桜井さんね♪」

みんなは温かい表情で私を迎えてくれて安心した。


「はい!今日はよろしくお願いします!!」


私は軽く頭を下げた。


「それでぇ、英語好き?」
若い女性が私に問う。

「英語は好きです。」


「よかった!!実は私ね、三年前にアメリカに留学して今は通訳者なのよ?」


「そうなんですかぁ!!凄い…私も通訳者になってみたいです!!」

私の目が思わず輝いてしまう。


「良く言ってくれたわ♪他の教科も大切だけど、重点的に英語中心に勉強した方がいいわ。それと、高校卒業したらか、近いうちに外国へ留学しなさい。そして英語の大学に行くの。道は険しいけど諦めちゃダメよ?」


女性は私に真剣に教えてくれた。


「分かりましたッ!!とても、参考になりました!ありがとうございます!!」

「うん。頑張ってね♪桜井さん、さっきの顔とは違っていきいきしてるわ♪」

確かに…

私の夢が見付かって希望が持てた感じする…

「はい!!」

私は大きく返事をした。

それから、霧龍と私で店長さんとかと色々話をしてこの店を出た。





< 160 / 176 >

この作品をシェア

pagetop