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NO.2二人の過去

姫音side

月日が流れ、高校生活にも慣れ夏休み間近…玲音君とは相変わらず進展ないけどぉ・・・。

いつも通り学校に来た。
トイレに行こうとした時…
「お前、マジでざけんなよ?これだけで許されると思ってんのかよ?人の事バカにしてんじゃねーぞ?」

急に気性の荒い数人の女子が怒り心頭に、一人の女子に向かって腹を立てている。           「…これしか、なかったんです。今日はこれでどうか許して下さい。」
声が震えている女の子は達の悪い女子達にお金を渡している所だった。
            「しょうがねぇなぁ。だけど今日の罰としてお前のきたねぇ頭を綺麗にしてやるよ!!」
            数人の女子は汚いトイレ用のモップを水に濡らし女の子の頭を楽しそうに洗っている…
「ほらほら、もうピカピカじゃん…うちらのお陰でね!明日はお礼金として3万持って来れるよねぇ?」
嫌味たっらしく言うこの女はリーダーっぽい…
「はい…分かりました。」
「ありがとうございます。だろ?うちらにお礼の言葉はねぇのかよ?」
「…すいません。…ありがとうございます。」

「行こうか!バイバイ!ばい菌ちゃん♪また可愛がってあげるからな!」




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