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「こんにちはぁ！」
甲高い声が玄関をこだます。

姫音ちゃんだぁ！

「は〜い。」

僕と母さんは急いで玄関に向かった。
「姫音ちゃん。僕の部屋行こう？」

「行くぅ！何して遊ぶぅ？」

「今日はぁ、何でもいーよ♪」

「そうねぇ･･･、お喋りしながら遊び考えよ。」

何か、姫音ちゃんの笑顔を見ていると、なぜか儚くなってしまう。それと別れたくないっていう気持ちが強まる。幼いながらもそういう感情は持っていた。

「うん！いーねぇ！」