キスより甘くささやいて
家の玄関に入ると、
颯太は私をアッサリ抱き上げ、階段を上がる。私は、
「颯太、もう少し話があるの。」と言ったけど、颯太は
「後で」と私を見つめ、私をベッドに降ろして、唇を覆った。
そのまま服を脱がされる。
颯太はスウェットに手をかけた時、紫のラメに顔をしかめたけど、
私の顔を見てニッコリし、
「クリスマスのやり直し」
と言って、じぶんもシャツを脱ぎ捨てて、私の身体に覆いかぶさった。
私が目を覚ますと、颯太はベットに座って、電話で話している。
トオルかな。
オトコの人の声なのに女言葉だ。
私は可笑しくなって、笑い声をこらえる。
ふと右手が変な感じがする。
手を布団から出して見ると、薬指にダイヤの指輪が着けられている。
びっくりして、手をジッと見つめる。
颯太は電話を終えたようで、私を後ろから抱きしめる。
「気に入った?」と囁く。
私は頷く。
すごく嬉しいけど。
私は後ろを向いたまま、チョット息をついて、
「まだ、言ってない事があって…」と言い淀むと、颯太は呆れて、
「まだ、あんのか?え?」
と私を振り向かせ、眉間にしわを寄せる。
私はそっと颯太のおでこのシワを伸ばす仕草をしてから、
「えーと、小泉さんに頼んで、ピエールさんと連絡を取ってもらってて、
来年の始めには、颯太に直接電話で連絡があると思う。
ピエールさんは颯太の住所しか知らないいんでしょう?」
と言うと、思い切り不機嫌な顔をして、
「他には?!」と問い詰める。私は慌てて、
「もう、ありません。」と小さな声で言った。
「おまえなあ、俺がなんでも許すと思ってるわけじゃないんだろうな?」
「そ、そんなふうにはちっとも思ってないよ。」
と私が慌てて首を横に振ると、颯太は溜息をついて、
「俺は美咲が何をしても許してしまいそうな自分が怖いよ。」
とチョット笑った。
颯太は私をアッサリ抱き上げ、階段を上がる。私は、
「颯太、もう少し話があるの。」と言ったけど、颯太は
「後で」と私を見つめ、私をベッドに降ろして、唇を覆った。
そのまま服を脱がされる。
颯太はスウェットに手をかけた時、紫のラメに顔をしかめたけど、
私の顔を見てニッコリし、
「クリスマスのやり直し」
と言って、じぶんもシャツを脱ぎ捨てて、私の身体に覆いかぶさった。
私が目を覚ますと、颯太はベットに座って、電話で話している。
トオルかな。
オトコの人の声なのに女言葉だ。
私は可笑しくなって、笑い声をこらえる。
ふと右手が変な感じがする。
手を布団から出して見ると、薬指にダイヤの指輪が着けられている。
びっくりして、手をジッと見つめる。
颯太は電話を終えたようで、私を後ろから抱きしめる。
「気に入った?」と囁く。
私は頷く。
すごく嬉しいけど。
私は後ろを向いたまま、チョット息をついて、
「まだ、言ってない事があって…」と言い淀むと、颯太は呆れて、
「まだ、あんのか?え?」
と私を振り向かせ、眉間にしわを寄せる。
私はそっと颯太のおでこのシワを伸ばす仕草をしてから、
「えーと、小泉さんに頼んで、ピエールさんと連絡を取ってもらってて、
来年の始めには、颯太に直接電話で連絡があると思う。
ピエールさんは颯太の住所しか知らないいんでしょう?」
と言うと、思い切り不機嫌な顔をして、
「他には?!」と問い詰める。私は慌てて、
「もう、ありません。」と小さな声で言った。
「おまえなあ、俺がなんでも許すと思ってるわけじゃないんだろうな?」
「そ、そんなふうにはちっとも思ってないよ。」
と私が慌てて首を横に振ると、颯太は溜息をついて、
「俺は美咲が何をしても許してしまいそうな自分が怖いよ。」
とチョット笑った。