キスより甘くささやいて
チャイムを鳴らすと、直ぐに颯太がドアを開けた。私が笑って、
「颯太、そんなに私を待ってたの?」とからかうと
「ここまで来るのに10分もかからないはずなのに、って思ったら、
気が変わって、来ないのかと思って、何度も窓の外を見た。
俺って、美咲の事がすごく好きみたいだ。」
と照れた顔で私を玄関に引き入れて、ドアの鍵をかける。
「もう、逃げられないよ」
と私を抱き寄せて、深く唇を重ねた。
息が出来ないほどのくちづけに、私はなんとか逃れようとしたけれど、
すぐに颯太の唇が追ってくる。
颯太は私を見つめたまま、瞳を逸らさない。
「美咲」と私の名前を口の中で呟きながら、何度もくちづけしてくる。
まだ、午後3時を過ぎたばかりだ。
私は夜、少しお酒が入ってから、抱き合うんじゃないかって、思っていたけど、
颯太はそんな猶予を私に与える気ははないみたいだ 。
せっかく選んだ焦げ茶色の身体のラインに沿ったワンピースは、
颯太の目に映っているのかな?
私は大人しく、颯太の深くて、甘く激しいくちづけを受ける。
絡められた舌が熱い、
私の身体の内側に、颯太は火を点けたいみたいだ。
私は、颯太の首に手を回す。
それを合図に颯太は私を抱き上げて、2階に続く螺旋階段を登る。
新しいハイヒールは音を立てて、玄関に転がった。
やれやれ。
「颯太、そんなに私を待ってたの?」とからかうと
「ここまで来るのに10分もかからないはずなのに、って思ったら、
気が変わって、来ないのかと思って、何度も窓の外を見た。
俺って、美咲の事がすごく好きみたいだ。」
と照れた顔で私を玄関に引き入れて、ドアの鍵をかける。
「もう、逃げられないよ」
と私を抱き寄せて、深く唇を重ねた。
息が出来ないほどのくちづけに、私はなんとか逃れようとしたけれど、
すぐに颯太の唇が追ってくる。
颯太は私を見つめたまま、瞳を逸らさない。
「美咲」と私の名前を口の中で呟きながら、何度もくちづけしてくる。
まだ、午後3時を過ぎたばかりだ。
私は夜、少しお酒が入ってから、抱き合うんじゃないかって、思っていたけど、
颯太はそんな猶予を私に与える気ははないみたいだ 。
せっかく選んだ焦げ茶色の身体のラインに沿ったワンピースは、
颯太の目に映っているのかな?
私は大人しく、颯太の深くて、甘く激しいくちづけを受ける。
絡められた舌が熱い、
私の身体の内側に、颯太は火を点けたいみたいだ。
私は、颯太の首に手を回す。
それを合図に颯太は私を抱き上げて、2階に続く螺旋階段を登る。
新しいハイヒールは音を立てて、玄関に転がった。
やれやれ。