キスより甘くささやいて
今日も颯太は私を情熱的に抱いた後、
私の瞳をを熱っぽく見つめて、
一緒に暮らそう。と繰り返す。
私の身体には颯太に付けられた印が沢山刻まれている。
私は颯太の熱意に負けそうだ。

そして、とうとう颯太は口にした。
「美咲、俺と結婚してください」
言ったね。私の答えは決まっている。
「私は颯太とずっと一緒にいる。…一緒に暮らそう。」とニッコリした。
颯太は少し、納得がいかない顔をしているけど、
私が一緒に暮らすと言ったので、
一応、嬉しそうに私を深く抱きしめて、くちづけを繰り返す。私は、
「結婚については、考えておく」
とくちづけの間にそう言って、颯太の顔を見る。
颯太は
「俺と結婚するのは嫌?」とちょっと、不安げな顔だ。
私は首を横に振る。

そうじゃあないよ。颯太。
もう、後戻りはできない。
ゆっくりと颯太は私をもう1度抱こうと私の胸の先を唇で覆う。
私は甘い溜息をついた。

愛してるよ。颯太。
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