何度も君を


父、母はそれを許さず、罰を与えた。



罰ならいくらでも受ける覚悟があった。


君が隣で笑っていてくれさえすれば、他に何も要らなかった。


君が僕の全てだった。


君が幸せなら、それで良かった。




でもその罰は、


君の笑顔を奪った。




涙を流させることしか、出来なくなった。

















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