何度も君を





始まりは順調だ。


今日は一日休ませる。


その時の吏茉は、黙って一日休んでいたり、じっとしていられなくて起きてきたりと様々な反応を見せる。


僕はその反応を見ているだけで楽しい。


その時はまだ、いつもと同じ一ヶ月が始まるのだと思っていた。


終わりの見えない日々。



いつか、いつか始まりの朝に…


僕のことを覚えていてくれることを信じて。











< 8 / 13 >

この作品をシェア

pagetop