愛す程、狂ってく
一途な想い
〈夏希視点〉
家まで来てくれたけど………
結局怒られてしまった。
それでも私の気持は変わらなくて
でもこれ以上話しかけたら嫌われるんじゃないかって……
梅寺「…そんな事が…」
助けを求め梅寺君の家に来た。
梅寺「雪村も困った奴だな〜。なんで素直になれないんかね。」
夏希「やっぱ嫌われちゃったのかな…」
梅寺「……………………」
梅寺「確かにさ、雪村はもう狂うように落ち着きがなくなってるけど…嫌いにはなってないと思う。」
夏希「そうなのかな‥」
梅寺「多分、雪村も分かってるハズ。自分が壊れてってる事‥」
夏希「壊れてってる?」
梅寺「考えたくないけど、精神状態がヤバイんじゃないかって時がある。」
夏希「え!?」
梅寺「きっとそうしたのも、助けられるのも……梨野しか居ないと思う。」
夏希「私?」
梅寺「そう。…だから助けてやって…」
どうしたら冬斗を助けてあげられるのか…