愛す程、狂ってく
今の日常
男子生徒A「おい雪村。」
冬斗「…んだよ…」←面倒くさい
男子生徒B「お前、独りぼっちで寂しそうだから俺等が構ってやるよ。」
冬斗「…遠慮しとく…」
男子生徒B「なんでだよ?」
冬斗「…お前等面倒くさい…疲れる。構わなくていい…」
一匹狼……………
先生「雪村!!お前の作品がコンクールで最優秀賞になったぞ!!」
冬斗「………へぇ………」
先生「なんだ?驚かないのか?」
冬斗「結構驚いてますよ?」
先生「もっと驚いた顔しろよ。」
冬斗「……面倒です…」
ポーカーフェイス………
女子生徒A「雪村君!!」
女子生徒B「笑って!!」
冬斗「…なんで?なんの為に?」
女子生徒C「イケメンだからに決まってるでしょッ!!」
冬斗「そーゆーの、面倒。」
残念なイケメン…………
…………なんとだって言えばいいさ。
そんなの気にしない。
俺は決めたんだ、なにも顔に出さないって…一人で生きるって…冷たい事言って、誰の願いも聞き入れないし誰かの為になんて絶対しない…
………………また狂ってく………………
俺をこうしたのは昔の俺の言葉…
でも何処かで自分の心を包みこんでくれる温かさを待っていた。
ずっと…………
涙が出る程…………
━━━━━━祈っていた━━━━━