ある弦楽部の部員の話。
「ごめんね、アヤ…。あの、ホントに毎日、
待たせちゃって、私のせいで…。
ホントにごめんなさい」
ノドカにまともに謝られたせいで、私はもう、自分の感情がわからなくなってしまった。
「もう、いいよ」
「許して…くれるの?」
「それがノドカだもん。もう私が言っても意味ないでしょ。
もう、学校一緒に行かない」
待たせちゃって、私のせいで…。
ホントにごめんなさい」
ノドカにまともに謝られたせいで、私はもう、自分の感情がわからなくなってしまった。
「もう、いいよ」
「許して…くれるの?」
「それがノドカだもん。もう私が言っても意味ないでしょ。
もう、学校一緒に行かない」