ある弦楽部の部員の話。

和花side

「同じクラスになれるといいね、ノドカ!」

「うん、それなら嬉しいよ!!」


ああ、アヤがいるとこんなに楽しいんだ。

楽しすぎて通学路がとっても短く思える。


もう、校門が見えてきた。満開の桜の木に両脇を囲まれている門は、とっても綺麗。

もう今から、幸せゲージは満タンだよ‼
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