能あるイケメンは羽目を外す
8、無視した着信
「うそ……。本当に寝ちゃった」
私の膝の上に陽斗が寝てしまって、今の私は硬直状態。
この状況どうすれば良いの?
「陽斗~」
困惑しながら遠慮がちに声をかけるが、陽斗が起きる様子はない。
うそでしょう……?
「お願い~。起きてよ~」
陽斗の寝顔を見ながら私は途方にくれた。
帰って来た時ちょっと疲れたような顔してたんだけど……こんな風に寝ちゃうなんて何かあったのかな?
いつも笑ってて人に弱味見せないような感じの人なんだけどって……私……ほとんど陽斗の事知らない。
知ってるのは優しくて、デザインの才能があって、でも仕事はサボリ癖があるって事くらい。
会社では「残念王子」って言われてるけど、本人のやる気の問題のような気がする。
顔だけの人には見えない。
私の膝の上に陽斗が寝てしまって、今の私は硬直状態。
この状況どうすれば良いの?
「陽斗~」
困惑しながら遠慮がちに声をかけるが、陽斗が起きる様子はない。
うそでしょう……?
「お願い~。起きてよ~」
陽斗の寝顔を見ながら私は途方にくれた。
帰って来た時ちょっと疲れたような顔してたんだけど……こんな風に寝ちゃうなんて何かあったのかな?
いつも笑ってて人に弱味見せないような感じの人なんだけどって……私……ほとんど陽斗の事知らない。
知ってるのは優しくて、デザインの才能があって、でも仕事はサボリ癖があるって事くらい。
会社では「残念王子」って言われてるけど、本人のやる気の問題のような気がする。
顔だけの人には見えない。