能あるイケメンは羽目を外す
11、もっと素直に
「うわあ、凄い綺麗~」
飛行機の窓から見える海を見て私は感嘆の声を上げた。
初めて見る綺麗なエメラルドグリーンの海に仕事という事も忘れテンションが上がる。
昨日の夜は、パッキングに時間がかかって気づけば夜の十二時を過ぎていた。
「日焼け止めに、サングラスに、水着に、日傘に、化粧品に、常備薬に、着替え……これで大丈夫かな。でも……出張っていうより、これじゃあ旅行だよね」
スーツケースの中身を眺めながら私は苦笑した。
ベッドに横になっても修学旅行前の学生のように緊張して眠れなくなってリビングにふらりと行くと、私の様子を察した陽斗がまたあのホットミルクを作ってくれた。
「寝れないの?これ飲んで」
「ありがと」
陽斗って人を甘やかすのが上手いと思う。
それも絶妙のタイミングで……。
飛行機の窓から見える海を見て私は感嘆の声を上げた。
初めて見る綺麗なエメラルドグリーンの海に仕事という事も忘れテンションが上がる。
昨日の夜は、パッキングに時間がかかって気づけば夜の十二時を過ぎていた。
「日焼け止めに、サングラスに、水着に、日傘に、化粧品に、常備薬に、着替え……これで大丈夫かな。でも……出張っていうより、これじゃあ旅行だよね」
スーツケースの中身を眺めながら私は苦笑した。
ベッドに横になっても修学旅行前の学生のように緊張して眠れなくなってリビングにふらりと行くと、私の様子を察した陽斗がまたあのホットミルクを作ってくれた。
「寝れないの?これ飲んで」
「ありがと」
陽斗って人を甘やかすのが上手いと思う。
それも絶妙のタイミングで……。