能あるイケメンは羽目を外す
「成沢様ですね。お待ちしておりました。ツインルームに三泊宿泊予定ですね」
フロント係のお姉さんは待たせた事への謝罪の言葉もなく、普通に対応する。
「……え?」
陽斗の名前で予約したらまずいと思って杉原さんは私の名前で予約してくれたんだろうけど……。
フロント係の言葉をちょっと疑問に思い、私はフロントデスクに身を乗り出した。
「あの……ツインルームって二部屋で予約してますよね?」
「いいえ、一室でご予約頂いておりますが」
一室?嘘でしょう!そんなあ。
これって手配ミス?
一気に顔から血の気が引いていく。
「嘘……。陽斗、私達……別々の部屋って言ってたよね?」
ツインが一つしかないなんて困るよ。
同じ家に同居してるけど、部屋が一つしかないと逃げ場がどこにもない。
「何か手違いがあったのかもしれない。すみません、ツインルームもう一部屋空いてないですか?」
私は凄く動揺してるのに、陽斗は慣れた様子で他の部屋がないか確認する。
フロント係のお姉さんは待たせた事への謝罪の言葉もなく、普通に対応する。
「……え?」
陽斗の名前で予約したらまずいと思って杉原さんは私の名前で予約してくれたんだろうけど……。
フロント係の言葉をちょっと疑問に思い、私はフロントデスクに身を乗り出した。
「あの……ツインルームって二部屋で予約してますよね?」
「いいえ、一室でご予約頂いておりますが」
一室?嘘でしょう!そんなあ。
これって手配ミス?
一気に顔から血の気が引いていく。
「嘘……。陽斗、私達……別々の部屋って言ってたよね?」
ツインが一つしかないなんて困るよ。
同じ家に同居してるけど、部屋が一つしかないと逃げ場がどこにもない。
「何か手違いがあったのかもしれない。すみません、ツインルームもう一部屋空いてないですか?」
私は凄く動揺してるのに、陽斗は慣れた様子で他の部屋がないか確認する。