能あるイケメンは羽目を外す
今朝そんな私を見て陽斗は笑いを堪え、「楓、可愛い」と言って私の頭をポンポンと叩いた。
でも……ここまでしないと、マスクに隙間が出来て水が入ってきちゃうんだもん。
マスククリアが苦手な私はトラブルを避けるため必死だ。マスクが曇らないように、昨日の夜、自分のマスクを歯磨き粉で念入りに洗った。こうするとマスクが水中で曇りにくくなるとか。本当かどうか怪しいけど、信じてやるしかない。
立石さんが海に入るのをじっと見たけど、見たら余計に足がすくむ。
「陽斗……やっぱり怖い」
「大丈夫。何も考えずに潜ってごらん」
陽斗は私を安心させるように優しく微笑む。
そりゃあ、陽斗はインストラクターの資格を持ってるし、こんなの慣れっこかもしれないけど……。
私は……本当に初心者なんだよ。
背面から海に入ってどうして普通に潜れる訳?
でも……ここまでしないと、マスクに隙間が出来て水が入ってきちゃうんだもん。
マスククリアが苦手な私はトラブルを避けるため必死だ。マスクが曇らないように、昨日の夜、自分のマスクを歯磨き粉で念入りに洗った。こうするとマスクが水中で曇りにくくなるとか。本当かどうか怪しいけど、信じてやるしかない。
立石さんが海に入るのをじっと見たけど、見たら余計に足がすくむ。
「陽斗……やっぱり怖い」
「大丈夫。何も考えずに潜ってごらん」
陽斗は私を安心させるように優しく微笑む。
そりゃあ、陽斗はインストラクターの資格を持ってるし、こんなの慣れっこかもしれないけど……。
私は……本当に初心者なんだよ。
背面から海に入ってどうして普通に潜れる訳?