能あるイケメンは羽目を外す
マッチの火が灯るのと同じ。
しばらくすれば温かい火は消える……。
☆
カーテンの隙間から光が差し込む。
「う……ん」
身じろぎしながら目をゆっくりと開けると、陽斗にギュッと背後から抱き締められた。
「あっ……‼」
思わず声を上げそうになって慌てて口を押さえる。
しばらくじっと大人しくしていると、陽斗の寝息が聞こえてきた。
彼はまだ眠っているらしい。
起こさないようにそっと陽斗の抱擁を解いて、ベッドから起き上がると彼の方を見た。
彫刻のように綺麗な寝顔。
茶髪が日に当たって金髪に見える。
しばらくすれば温かい火は消える……。
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カーテンの隙間から光が差し込む。
「う……ん」
身じろぎしながら目をゆっくりと開けると、陽斗にギュッと背後から抱き締められた。
「あっ……‼」
思わず声を上げそうになって慌てて口を押さえる。
しばらくじっと大人しくしていると、陽斗の寝息が聞こえてきた。
彼はまだ眠っているらしい。
起こさないようにそっと陽斗の抱擁を解いて、ベッドから起き上がると彼の方を見た。
彫刻のように綺麗な寝顔。
茶髪が日に当たって金髪に見える。