能あるイケメンは羽目を外す
13、腹をくくる ー 陽斗side
「メルは俺がクリエイティブディレクターをやってた「ロジエ」っていうブランドの専属モデル。彼女はロジエを経営している大富豪のスティーブ・オルブライト氏の孫でね。お嬢様育ちで結構じゃじゃ馬なんだよ」
夕飯の後、楓が酷く疲れた顔をしていたので、メルとはあまり話をせずに楓を連れて部屋に戻る。
バスローブに着替えてベッドに横になる楓の足をマッサージしながら、俺はさっき会ったメルの話をした。
「あんなセクシーなのに?」
楓の声は意外そうだった。
まあ、あのクールビューティーな外見からは想像出来ないだろう。
口を開けば我が儘しか言わず、行く先々で問題行動を起こす。
「外見は大人っぽく見えても十八だからね。考え方とかまだまだ子供だよ」
良く俺に懐いていたけど、まさか日本まで来るとは思わなかった。
夕飯の後、楓が酷く疲れた顔をしていたので、メルとはあまり話をせずに楓を連れて部屋に戻る。
バスローブに着替えてベッドに横になる楓の足をマッサージしながら、俺はさっき会ったメルの話をした。
「あんなセクシーなのに?」
楓の声は意外そうだった。
まあ、あのクールビューティーな外見からは想像出来ないだろう。
口を開けば我が儘しか言わず、行く先々で問題行動を起こす。
「外見は大人っぽく見えても十八だからね。考え方とかまだまだ子供だよ」
良く俺に懐いていたけど、まさか日本まで来るとは思わなかった。