能あるイケメンは羽目を外す
イギリスでずっと独り暮らしをしてたので陽斗は家事には慣れてるらしいけど、さすがにこの六LDKの部屋は広過ぎて、家政婦さんに来てもらうことにしたらしい。
トイレもバスルームも二つずつあるし、お掃除をするのも大変だと思う。
持ってきたピンクの部屋着に着替えてベッドに座っていると、ノックをして陽斗が入ってきた。
「これホットミルク」
陽斗から手渡された青いマグからは甘いキャラメルの匂いがした。
「ありがとう……」
小さく呟いて一口飲んでみる。
微かに甘くて……。
「……美味しい」
人に飲み物を入れてもらうって……いつ以来だろう。
おばあちゃんが亡くなってからはずっと一人で……。こんなじっくり味わって飲むって事もなかったかもしれない。
トイレもバスルームも二つずつあるし、お掃除をするのも大変だと思う。
持ってきたピンクの部屋着に着替えてベッドに座っていると、ノックをして陽斗が入ってきた。
「これホットミルク」
陽斗から手渡された青いマグからは甘いキャラメルの匂いがした。
「ありがとう……」
小さく呟いて一口飲んでみる。
微かに甘くて……。
「……美味しい」
人に飲み物を入れてもらうって……いつ以来だろう。
おばあちゃんが亡くなってからはずっと一人で……。こんなじっくり味わって飲むって事もなかったかもしれない。