能あるイケメンは羽目を外す
陽斗は蔑むような口調で部長を罵ると、私が持ってきた紅茶を優雅に口に運ぶ。
「う~ん、このダージリン美味しいね。やっぱり、杉原に淹れてもらうよりは楓に淹れてもらう方がいいな」
呑気にそんな感想を言いながら私に向かってにっこり微笑む陽斗。
でも……何だろう。陽斗のこの黒いオーラ。
陽斗って結構腹黒だったりする?
「嘘つかない」って言ったけど、これは詐欺だ。
こんないい加減な仕事の仕方で良いの?
杉原さんなら何て言うだろう。
そんな私の考えを読んだのか、陽斗が口を開く。
「杉原なら黙って部長に戻すよ。それより、次の会議まで時間あるし、楓も何か飲み物持って来て一緒にお茶しようよ」
「一緒にお茶しようじゃないでしょ!もう、ちゃんと真面目に仕事して下さい!」
地団駄を踏みながら陽斗に向かって怒る。
私……こんな声を出して怒ったの初めてかも。
「う~ん、このダージリン美味しいね。やっぱり、杉原に淹れてもらうよりは楓に淹れてもらう方がいいな」
呑気にそんな感想を言いながら私に向かってにっこり微笑む陽斗。
でも……何だろう。陽斗のこの黒いオーラ。
陽斗って結構腹黒だったりする?
「嘘つかない」って言ったけど、これは詐欺だ。
こんないい加減な仕事の仕方で良いの?
杉原さんなら何て言うだろう。
そんな私の考えを読んだのか、陽斗が口を開く。
「杉原なら黙って部長に戻すよ。それより、次の会議まで時間あるし、楓も何か飲み物持って来て一緒にお茶しようよ」
「一緒にお茶しようじゃないでしょ!もう、ちゃんと真面目に仕事して下さい!」
地団駄を踏みながら陽斗に向かって怒る。
私……こんな声を出して怒ったの初めてかも。