キミはすぐそば。
「ん?中川のパスケース、ラブライブか。しかも絵里じゃんw」

(…え?ラブライブ?)

アイナは少し耳をそちらに傾け始めた。
ラブライブはアイナの好きなアニメのひとつだったのだ。(しかも絵里推し)

「おう、絵里だ。可愛いだろ?w」
「あぁ、だが俺はにこ推しだからなw」

…小田君もラブライバーだったんだ。
ラブライブっていうか、アニメ好きがこのクラスにいるとは思ってなかった。

アイナはその話に混ざりたかったが、そのまま席で1限の予習をしていた。
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