キミはすぐそば。
翌日。
「学校着いた〜!えーと私は…、あ、あったあった、1年2組ね!担任は…北村仁美先生。女性かな、優しいといいな。」


「…これで、入学式を閉式致します。新入生は担任の指示に従って教室へ戻りなさい。」

アイナは1人席につき、周りを眺めていた。教室はざわついていて、中学の頃とは違うまた別の賑やかさを感じていた。
中学が同じだったのか仲良さそうに話す女子や沢山の生徒に囲まれて楽しそうに話す男子が視界に入ってくる。
そんな中、1人周りとは違う雰囲気の男子が目に入った。

彼の名前は、“中川達也”。
< 2 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop