キミはすぐそば。
アイナは中川君が何部に入ったのかが気になって仕方がなかったが、何しろまだ一度も話したことが無いので気軽に聞くことなどできなかった。
――――放課後。
部活で新入部員の自己紹介をしていた。
そして、演劇部には林さんのほかに、高橋君というクラスメイトもいるということを知った。
高橋君は中川君と出席番号が前後な為、会話している姿を幾度か目にすることはあったが、改めて存在を認識することはなかったのだ。
そしてアイナは高橋君と、クラスメイトということもあり、LINEを交換したり部活中話したり、交流することが増えていった。
今までクラスに親しい友達がいなかったこともあって入れていなかったクラスのグループLINEに入れてもらったのでメンバーを確認していた。
41人中39人が所属しているグループLINEの中にはLINEの名前がフルネームの人が殆どだったので数えてみたが、どうも男女各1人ずついないようだった。
その男子1人が、中川君だった。
――――放課後。
部活で新入部員の自己紹介をしていた。
そして、演劇部には林さんのほかに、高橋君というクラスメイトもいるということを知った。
高橋君は中川君と出席番号が前後な為、会話している姿を幾度か目にすることはあったが、改めて存在を認識することはなかったのだ。
そしてアイナは高橋君と、クラスメイトということもあり、LINEを交換したり部活中話したり、交流することが増えていった。
今までクラスに親しい友達がいなかったこともあって入れていなかったクラスのグループLINEに入れてもらったのでメンバーを確認していた。
41人中39人が所属しているグループLINEの中にはLINEの名前がフルネームの人が殆どだったので数えてみたが、どうも男女各1人ずついないようだった。
その男子1人が、中川君だった。