君に出逢わなかったら…。
「なにぃ~??照れてんの??」
優希があのいたずらっ子の顔で言ってくる。
「はっ…はあ??照れてなんかないし。」
「強がっちゃってぇ~
顔真っ赤だよ??」
「うっ、うるさいっ!!」
「俺がかっこよすぎるから照れるのもしょうがないかっ」
うわっ
こいつナルシだよ。
「お前ただのナルシぢゃん。」
「けっ!!ナルシで結構」
そういっていじけちゃった優希は、ほっぺを膨らまして席に座った。