幼なじみの男子は無愛想。
はぁ・・・はぁ・・・。

やばい・・・。

今だけでもう今日の体力の3分の1をつ、使い果たしたぞ・・・。

で、でも間に合った・・・。

よかったぁ。


これからどうしよう・・・?

着いたはいいけど・・・ねぇ?

10分後何やらあたりが騒ぎだした。

あ。入学式が始まる!

急がなきゃ!


・・・。

ここ、どこ!?

まさかの道に迷った!?

ど、どうしよう!

するとあたりはだんだん静かになっていった。

あーあ。

始まっちゃったよ。入学式。


もう・・・なにやってんだろ私。

そう思っていたら自分がバカらしくて涙が出てきた。

「うぅっ。」

必死に嗚咽をこらえて泣いた。


自分の前にできるはずのない影が現れた。

も、もしや先生!?と思いながら涙をぬぐい、ふと上を見つめた。

するとどこかで見たことあるような、ないような顔が現れた。

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