In the small globe
四章〜歯車〜

友達創り

【In the small globe】
〜歯車〜

私は、次の日何事も無かったのかのように由仁と学校に来た。

「麗そーいえばこんどいっしょに遊ばない?」

「いーよー!」

「どこいく?」

「原宿(笑)」

「おっけーい!」

いつもの笑顔で由仁が笑ってくれた。

昨日のことを気にして無いみたいで安心した。

学校に着いてから2年生の階がある2階に行く。

私はC組で由仁がE組だから、私が先に別れることになる。

学校に入ってからは、いつも周りのガヤのせいか、無言になってしまう。

C組の教室に着き、入ろうとしたとき由仁が、

「新しい友達創り、がんばって!」

と言って背中を押した。

そのせいでドアの前にいた相川さん達にぶつかってしまった。

「あっごめんなさ…い…」
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