Sugar Love 番外編②
貴子が薦めてくれた料理が目の前に置かれた。



カラフルで目でも楽しめる前菜だ。



「おいしそうっ」



「飾りつけも美しいけど味もおいしいのよ」



２人は会話を楽しみながら料理を楽しんだ。



息子がこの上なく愛する嫁は貴子にも可愛い。



ふらふらと特定の彼女を作らなかった息子はいつの間にかこんなに素直で可愛い彼女を見つけた。



柚葉を初めてマンションで見た時、この子しかいないと貴子は思った。



保護欲をかきたてられる雰囲気を持った彼女はすぐに息子をメロメロにさせた。



突然、死に直面する病気に見舞われたが今は元気になった。



それがなによりも嬉しい。



彼女に万が一の事が起こったら息子は後を追っていたかもしれない。



それほど息子は彼女を愛している。



プレイボーイは見る影も無く、今では愛妻家の息子だ。


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