Sugar Love 番外編②
食事の後、ショッピングに２人は向った。



好きなものを買いなさいと琉聖からはカードを渡されている。



センスの良い貴子に旅行用の服を見てもらうことにした。



「イタリアは良いわよ～　琉聖にたくさんおねだりしなさいね？」



貴子自身、海外旅行は良く行っていて大好きなのだ。



「色々な所を回りたいんです」



貴子としては観光よりも買い物、エステ、食事といった所だろうか。



嫁の柚葉はあまりそう言った事に興味が無いのも知っている。



前に琉聖からは悪い影響を与えるなと何度も注意されていたのだが、最近は思い直したらしく、そう言う事も自由に出来ると言う事を教えてくれとまで言われた。



「古い街だから楽しめるわよ？　オーストラリア旅行の写真も上手に取れていたからイタリアもたっぷり写真を撮って見せてね？」



貴子は何度もイタリアを訪れたが名所はほとんど素通りだった。



「はいっ」



イタリアでの夕食に着るドレスを貴子と一緒に選んだ。



「琉聖はイタリア語も話せるから便利よ？」



「琉聖さんは何でも出来るから安心です」



買い物を済ませ、お茶をカフェでしてから２人は別れた。



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