Sugar Love 番外編②
「まあ・・・部屋もたくさんあるし、かまわないんじゃないのか？」



秘書課の研修が俺の担当秘書にならなければ。



レベッカにかまっている暇は今は無い。



もちろん教えるのは桜木なのだが。



「いつ来るんだ？」



「明日ですって」



柚葉は琉聖の従兄妹のレベッカに会うのが楽しみになった。



食事が済んだ柚葉を引きとめようと貴子がお茶を飲もうと誘ったが琉聖ににらまれて柚葉は２階へ連れて行かれる羽目になった。





～～～～～～～～～～～



「お袋に合わせることは無いからな？今は身体を十分休めて直すんだ」



部屋に戻った柚葉に琉聖が言う。



「う、うん・・・」



でも、悪いよ・・・。



琉聖にはっきり言えず柚葉は仕方なく頷いた。



そんな柚葉に微笑む。



柚葉の考えている事ぐらいわかる。



お袋に遠慮などして気を使っていたらここに来た意味がなくなってしまう。



柚葉があくびを噛み殺したのを琉聖は見逃さなかった。




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