Sugar Love 番外編②
「風呂に入って寝なさい　薬は飲んだ？」


「あ・・・」


薬を飲み忘れている。



琉聖は小さな冷蔵庫に行くとミネラルウォーターをコップに入れて柚葉に渡す。



「ありがとう」



「忘れっぽいのも直さないといけないな」



「う、うん・・・」



薬を飲むと仕事のある琉聖は昔使っていた机に向かってコンピューターの電源を入れた。



まだ時間は早いのにと思った柚葉だが枕に頭をつけるとすぐに眠ってしまった。





翌日の夕方、琉聖の従兄妹のレベッカがやって来た。



柚葉の思ったとおり、レベッカは背が高く、金髪でグリーンの瞳を持った美女だった。



「柚葉ちゃん、レベッカよ　レベッカ、琉聖の奥様の柚葉ちゃん」



貴子が紹介するとレベッカは美しい顔で笑顔を見せて右手を柚葉に差し出した。



「はじめまして　ユズハさん　リュウが結婚するなんて驚いたのよ？こんなに可愛い人ならうなずけるわね」



「はじめまして　レベッカ　よろしくお願いします」



明るいレベッカに柚葉はホッとした。



仲良くなれそう。



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