Sugar Love 番外編②
「これくらいたいした事ないじゃない? まったく大げさなんだから」



レベッカが呆れたように言うと佳代子が病気の事を言おうとした。



「レベッカ様!柚葉様は」



「佳代子さん、いいの」



柚葉が首を振ると佳代子はだまった。



「佳代子さん、絆創膏貼ってきますね」




~~~~~~~~~~~~~~~~




まだ琉聖は戻っていなかったが先に夕食を取る為に貴子と、レベッカ、柚葉がテーブルに着いた。



「レベッカが来た日なのに琉聖ったら」



貴子がレベッカに言うと柚葉に視線を移した。



「柚葉ちゃん、指どうしたの!?」



貴子が柚葉の指の絆創膏に気がついた。



「ちょっと切っちゃって」



「血は止まったの?」



絆創膏に血が沁みているのが見える。



「はい 大丈夫ですから」



柚葉が申し訳なさそうに貴子に言う。


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