Sugar Love 番外編②
貴子の指示通りボタンを押すと琉聖につながった。
「琉聖さん」
『ゆず 今夜は帰れそうにないんだ すまないね』
「何かあったの?」
『ああ 明日の会議の資料がコンピューターの故障で全部消えてしまったんだ これからいるもので打ち直さなければならないんだ』
打ち直しって・・・副社長のやることなのかな?って寂しさからそう思ってしまった。
「あたしも手伝いたい これから行っていい?」
『ゆず、何の為に実家にいるんだ?』
「・・・・・」
『ゆずはゆっくり休んでいなさい 帰れなくてすまないね』
そう言って電話が切れた。
浮気を疑うわけではない。
自分に愛情を注いでくれる琉聖を信じている。
その時、ふと跡取りの事が頭をよぎった。
自分でない誰かが琉聖の子供を産む・・・。
変な事を考えてしまった自分を笑って受話器を置いた。
「琉聖さん」
『ゆず 今夜は帰れそうにないんだ すまないね』
「何かあったの?」
『ああ 明日の会議の資料がコンピューターの故障で全部消えてしまったんだ これからいるもので打ち直さなければならないんだ』
打ち直しって・・・副社長のやることなのかな?って寂しさからそう思ってしまった。
「あたしも手伝いたい これから行っていい?」
『ゆず、何の為に実家にいるんだ?』
「・・・・・」
『ゆずはゆっくり休んでいなさい 帰れなくてすまないね』
そう言って電話が切れた。
浮気を疑うわけではない。
自分に愛情を注いでくれる琉聖を信じている。
その時、ふと跡取りの事が頭をよぎった。
自分でない誰かが琉聖の子供を産む・・・。
変な事を考えてしまった自分を笑って受話器を置いた。