Sugar Love 番外編②
延期
「レベッカ、先に帰っていろよ」
就業時間が終わると副社長室に毎日顔を出して勉強の為に琉聖の仕事を手伝わせて欲しいと言うレベッカ。
「あら、リュウ わたしが手伝えばその分早く帰れるわ」
「桜木がいるからお前に手伝ってもらわなくともいい」
書類から顔を上げずに言う。
すぐ側にいる桜木は毎日この会話が繰り返されるのを苦笑いして聞いていた。
「琉聖様 たまには早くお帰りになられた方が 柚葉様が可哀想です」
桜木の口から柚葉の名前が出てレベッカの眉がピクッと動いた。
「ミスターサクラギもユズハを知っているの?」
「もちろんですよ」
優秀な秘書はそれしか言わない。
「旅行までにあと1週間だ それなのにまだ仕事は山ほどある」
琉聖はうんざりしたような顔になった。
そんな顔をしてもカッコイイのだが。
レベッカも見惚れた様に琉聖を見ていた。
就業時間が終わると副社長室に毎日顔を出して勉強の為に琉聖の仕事を手伝わせて欲しいと言うレベッカ。
「あら、リュウ わたしが手伝えばその分早く帰れるわ」
「桜木がいるからお前に手伝ってもらわなくともいい」
書類から顔を上げずに言う。
すぐ側にいる桜木は毎日この会話が繰り返されるのを苦笑いして聞いていた。
「琉聖様 たまには早くお帰りになられた方が 柚葉様が可哀想です」
桜木の口から柚葉の名前が出てレベッカの眉がピクッと動いた。
「ミスターサクラギもユズハを知っているの?」
「もちろんですよ」
優秀な秘書はそれしか言わない。
「旅行までにあと1週間だ それなのにまだ仕事は山ほどある」
琉聖はうんざりしたような顔になった。
そんな顔をしてもカッコイイのだが。
レベッカも見惚れた様に琉聖を見ていた。