Sugar Love 番外編②
~~~~~♪


手に持っていた携帯が鳴った。


着信は貴子。



「も、もしもし?」



『柚葉ちゃん、話は聞いたわ 酷い話ね せっかく楽しみにしていたのに』



「行けない訳じゃないので・・・」



『琉聖も誰かに任せればいいのよ』



「琉聖さんの立場もありますから」



そういう自分が嫌になった。



なんて良い子ちゃんなんだろう・・・。



『柚葉ちゃんは偉いわ~ 今はマンションなの?迎えをよこしましょうか?』



今日は琉聖とマンションに泊まるつもりだったのだ。



旅行へ行かないのならばここにいる事はない。



だが柚葉はマンションに居たかった。



「今日はここにいます 良いですか?」



『もちろんよ でもちゃんと食事は食べてね?』



「はい ありがとうございます」



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