Sugar Love 番外編②
悲しみ
本当ならば琉聖はそのままオフィスへ帰るはずだったのだが桜木に連絡を取り、柚葉と自宅へ戻る事にした。
一緒に帰れるのは嬉しいけれど・・・。
この事を話すのはつらい・・・。
琉聖の運転する車の助手席で柚葉はずっと窓の外を見ていた。
家に着かなければいいのに・・・。
などど思ってしまうのだが20分後には着いてしまった。
リビングルームに入ると柚葉は手を洗いに洗面所へ行ってしまった。
少しでも話を避けたいらしい。
手を丁寧に洗っている柚葉の後ろに琉聖は立った。
スーツの上着はソファーに投げ、今はワイシャツ姿になって、ネクタイは外されていた。
後ろに立った琉聖の瞳と鏡の中であって柚葉は困惑した表情になった。
洗い終わりタオルで手を拭くと琉聖は柚葉を抱き上げた。
「りゅ、琉聖さんっ!」
黙ってソファーに運ばれ、静かに降ろされる。
一緒に帰れるのは嬉しいけれど・・・。
この事を話すのはつらい・・・。
琉聖の運転する車の助手席で柚葉はずっと窓の外を見ていた。
家に着かなければいいのに・・・。
などど思ってしまうのだが20分後には着いてしまった。
リビングルームに入ると柚葉は手を洗いに洗面所へ行ってしまった。
少しでも話を避けたいらしい。
手を丁寧に洗っている柚葉の後ろに琉聖は立った。
スーツの上着はソファーに投げ、今はワイシャツ姿になって、ネクタイは外されていた。
後ろに立った琉聖の瞳と鏡の中であって柚葉は困惑した表情になった。
洗い終わりタオルで手を拭くと琉聖は柚葉を抱き上げた。
「りゅ、琉聖さんっ!」
黙ってソファーに運ばれ、静かに降ろされる。