Encounter of fate ー運命の出逢いー
スーッスーッ
昨日一昨日とほぼ徹夜で勉強していた私はあまりの睡魔に耐えられず電車で寝てしまっていた
ただ…
1人で勝手に寝ていれば問題なかったのだが…
?(相当疲れてるんだなー笑)
隣の男性にもたれて寝ていた
しかも…
?「あっ…」
よだれまでたらして…泣
アナウンス「次はー○○ー○○ー」
?(次だ…けどこの子起きそうにないな…疲れててかわいそうだからこのまますこしいてあげよう)
プシューー
ガタンゴトンガタンゴトン
アナウンス「次はー○○○ー○○○ー」
主人公「あっ!私寝てた…あー…」
?「やっと起きたね」
主人公「すっすみません!」
?「全然大丈夫だよ。それより君の降りる駅は通り過ぎてない?」
主人公「は、はい。次です!」
?「それはよかった…」
彼は深く帽子をかぶっていて目元がハッキリは見えなかったがその低い声ときれいな口元をみただけで私はドキッとした…
主人公「あっ!そ、その肩…」
?「ん?あっ…」
そこには主人公のよだれが…
そのよだれをみてまた彼は微笑んだ
?「まったくー相当ぐっすりだったんだね笑」
主人公「すすすみません!あの弁償します!降りる駅はどこですか!?」
?「いやいや大丈夫だよ。それにもう駅過ぎちゃってるだ汗」
主人公「え!?それはさらに申し訳ないことを…あの!次の駅で一緒に降りてもらえませんか?」
?「んー…じゃあ今日はもう仕事ないし…お言葉に甘えようかな笑」
主人公「よかったー…」
プシューー
アナウンス「○○○ー○○○ー」
主人公「あっ!つきました!降りましょう!」