Encounter of fate ー運命の出逢いー
主人公「つきました!こんなところですみません…私のおじいちゃんが経営してるお店です!おじいちゃんのわりには若者向けの洋服売ってくれているんで助かるんです…笑」
?「おじいちゃん思いだね」
主人公「いえいえそんな!ただおじいちゃんなんでほとんど半額くらいのお金で買えるんです笑」
?「そーなの?笑」
彼はすごく楽しそうに笑っていた…
主人公「じゃっじゃあ私洋服選んできます!何色がいいですか?」
?「俺も一緒に選んでいいかな?」
主人公「えっ…か、構いませんよ!行きましょう!」
?「ありがとう」
ガラガラ
おじい「いらっしゃーい!おー結愛(ゆら)!」
?(結愛って言うんだ…)
結愛「おじいちゃーんただいまー」
おじい「隣にいるのは彼氏かい?笑」
結愛「ちちちちがうよー!えーっと…」
?「友達です。さっきたまたま駅であって」
結愛(助かったー…)
結愛「(小声)ありがとうございます…」
?「(小声)いいえ」
また彼が微笑んだ
しかもその時…
結愛「あっ…」
帽子をかぶっていた彼はおじいちゃんに怪しまれないように少し帽子を浅くした
それで顔がさっきよりもはっきりみえた
しかし一瞬の出来事で結愛は顔がはっきりみえたがしっかり確信することができなかった
しかもこんなところで大声を出すわけにはいかない。相手に失礼だから…
?「洋服選んでいいかな…?」
結愛「は、はい!」
…………。
?「んーどれもかっこよくて迷うなー」
おじい「そんなそんなーこんなボロいところだからいいのなんて全然ねーよー」
?「おじいさん!このシャツとてもかっこいいですね!」
おじい「おーお前さん目がいいなーそれはわしも一目惚れした品なんじゃー」
?「そうなんですかー嬉しいです」
おじい「おい結愛。そのにいちゃんはお前の友達なんじゃろー」
結愛「そうだ…けど?」
おじい「それならサービスしてやらんとなーにいちゃん!それはわしからのプレゼントじゃ。もってけもってけ」
?「いやいや!悪いですよ!お金払います!いくらですか?」
おじい「いいんじゃよーなんだか結愛がお前さんに悪いことしちまったようだしなーもらってけ」
結愛「おじいちゃーん…あの…気に入ってくださったならほんとにいいですよ…悪いことしちゃったんで…」
?「ありがとうございます…なんかすみません。たいしてなにもやっていないのに…」
結愛「いえいえ…あれはやばいですよ…」
結愛「(口ぱく)よだれ!」
?「ふふっ…笑」
おじい「どーかしたかい?」
?「あっいいえ!なんでもありません…」
おじい「そうかい。じゃあこれからも結愛と仲良くよろしくなー」
?「はい」
結愛「もー…おじいちゃんありがとねー」
ガラガラ
結愛「なんかすみませんでした…」
?「いいえーすごくかっこいいシャツもあったし。あっ着替えるの忘れた」
結愛「あったしかに…もう一回お店入りますか?」
?「ううん大丈夫だよ。近くに公園とかあるかな?」
結愛「あります!すぐそこです!」
?「じゃあ行こうか」
結愛「はい!」
結愛(ほんとにこの人…いやまさかないよね…こんなところにいるはずないもん)
そして2人は人気の無い公園についた
結愛「なんで公園に?」
?「着替えるためと自己紹介…」
結愛「こ、ここで着替えるんですか!?」
と結愛が言った瞬間
バサッ
彼が帽子をとった…
結愛「あっ!……」