Encounter of fate ー運命の出逢いー
結愛「あっ!……」
そこには結愛の大好きな岡本の姿が…
准一「おどかしてごめんね…」
結愛「おおおおかっ!」
結愛は大声を出しそうになったが周りにバレたらまずいと思いすぐに手で口をおさえた
准一「ふふっ笑。やっぱり。君ならそうしてくれるって信じることができたよ」
結愛「えっ…?」
准一「実は電車を降りたときこのまま名前を隠すかそれともちゃんと自己紹介すべきかすごく迷った。」
結愛「そ、そりゃ迷いますよ!騒がれたら大変ですもん!」
准一「そこがちゃんとわかってそうな人だなって…あの看板みたときおもった」
彼の顔はすごく真剣だった…
だがすぐに微笑みかけて…
准一「君に出会えてよかった。俺たちが頑張れば頑張るほどこうやって元気を渡せるんだってすごく感じた。ありがとう」
結愛「いえいえ!そんな…」
結愛(めっちゃ恥ずかしい…本人とは知らずにあんなペラペラと…しかも…!)
准一「それに…」
結愛「あーーー!そこまでは…」
准一「あっごめん…笑」
結愛「き、着替えてください!私は…」
准一は結愛の話を最後まで聞く前に洋服を脱いだ
結愛「きゃっ!」
結愛はびっくりして手で顔をおおった
准一「ん?雑誌とかで俺の半裸見た事なかったのかな…?」
結愛「そそそそんな!写真と現実は違いますよ!」
准一「ってことはみてるんだー笑」
結愛「みてません!」
そのとき結愛はいきおいで手をおろした。
目の前には准一のきれいな上半身が…
結愛は思わず見とれてしまった。
結愛「あっ…すみません」
准一「いや…///」
結愛(ん?顔赤い…照れてる…?)
結愛「まさか岡本さん!照れてますか…?笑」
准一「ちっちげーよ!」
結愛「あー必死ですね図星ですね笑」
准一「いいよそういうことにしとけばー…///」
♪〜♪〜♪〜♪〜♪
准一の携帯がなった
准一「もしもし…どーした?うん。あっ今はちょっと…」
結愛「(小声)仕事ですか?」
准一「ちょっとまってて…」
准一は電話をふさいで結愛に話しかけた
准一「ごめん…健から…仕事じゃないんだけどこれからご飯行かないかって…」
結愛「どーぞいってあげてください!」
准一「でも1人で帰らせるのは…」
たしかにもう日は落ちてあたりは暗くなっていた。だけど家はすぐそこだから大丈夫。
結愛「もう近くに家があるので大丈夫ですよ!ありがとうございます!」
すると電話の向こうから三室 健さんの声がした
健「おーい岡本ーなにしてんだよー」
准一「うるせーなー今ちょっと忙しいんだよー!」
健「まさかお前…彼女かー?」
准一「なっ!友達だよ!友達!」
結愛は少しこの言葉に対して胸がきゅっとなった
結愛(なんだろう。胸が痛い…)
健「その子も連れてきなよー今どこにいんのー?岡本ちゃーーん」
准一「ダメだよ。まだ年が…」
健「なにー?岡本未成年に手だしてんのー?」
准一「だから違うってー…今○○○だよ。健はどこにいるの?」
結愛「(小声)大丈夫ですか?」
准一はうなずいた
健「おー奇遇だなー」
准一「ん?」
健「俺もそこにいるんだよー!」
准一「えー!?」
健「だからその子も連れてきてねーじゃー」
准一「あっちょ!健!」
結愛「大丈夫ですか?」
准一「だめ…あのさ結愛ちゃん…?」
結愛「はい?」
准一「今夜空いてる?」
結愛「あ、あいてますけど…」
准一「一緒にきてくれないかな?親にきいてからで大丈夫だけど…」
結愛「あっ…私親いないんです…」
准一「えっ?」
結愛「2年前に事故で…」