Encounter of fate ー運命の出逢いー


准一「結愛ちゃん…」

結愛「はい」

准一「少しこのままいさせて」

結愛「は、はい」

動揺しつつも大好きな人に包まれて結愛はとても幸せだった
今まで苦しんでいたことが軽くなった気がした

でもそのとき…

~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~

准一「ごめん電話だ」

准一が結愛から離れた

准一「あっ健のこと忘れてた」

私と准一は健くんのことをすっかり忘れて話していた

ガチャ

准一「ごめん…健。ずっと…」

健「おい岡本!!」

准一が話し終える前に健くんが怒鳴り、その声が結愛にもきこえた

健「なーにやってんだよーこんなとこで」

准一「こんなとこ?」

と准一が振り返るとそこには三室 健の姿が

准一「あーっ!!」

結愛「けけけけ健くん!」

健「その子が岡本の彼女かーかわいいねー」

准一「やめろ健。友達だよ」

健「なーにむきになってんのーバレバレだよー」

准一「だから違うって」

准一がとても真剣な顔で言った
その顔をみて結愛は少し心が痛くなった

健「で、なんで抱きついてたのー」

准一「そっそれは…」

結愛はすごく顔を真っ赤にしていた
そんな結愛に健は近づく

健「あれーこの赤さをみたらただ事ではなさそーだねー」

結愛「なにもありません!」

健「ごめんごめん」

准一「あんまりからかうなよ困ってる」

健「准くんかっこいいー!あっそういえばお名前は?」

結愛「えっと小林結愛といいます」

健「顔も可愛ければ名前もかわいいんだねー」

と言った健くんは子犬のような笑顔をみせた

結愛「そ、そんなことないです!」

准一「おい健」

健「だってほんとに可愛いだもーん」

結愛「ありがとうございます…」

結愛(可愛いなんてはじめていわれた)

准一(そういえばフルネーム俺もきいてなかった)

健「でさーこんなとこで話しててもなんだからお店いこ!みんないるからさ!ほら結愛ちゃんも!」

結愛「えっ!いや私は…」

准一「いこう。みんなにあわせたい」

そういって准一は結愛に微笑みかけた

結愛(その笑顔ずるい…でもみんなって誰だろ)

結愛「わかりました。未成年なんであまり長くはいれませんが…お願いします」

健「そーこなくっちゃ!」

そして私達3人は健が食事していたお店へと向かった


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