嘘で飾った恋にサヨウナラ
そして、その答えは成人式の後の同窓会の時に答えは判明しました。
笑いながら、過去の話を、過去の想いを話す、その人。
そして最後に、彼は、『汚い真似なんかして後悔するくらいなら、全力でぶつかっていけば良かったかもな』と、笑ってましたがー…。
そして偶然にもその人と買い物中にバッタリ会い、ふと思い出した彼との想い出をこんな形で描いてみた、それがこちらの作品です。
最後まで言えなかった、その人。
最後まで信じきれなかった、私。
そんな二人の、甘くもない、今だからこそ“そんなこともあったよね”と話せるものを作品にしました(笑)
最後に、作中の女の子は最後まで彼を信じる女の子でした。
そこは本来の私とは違うところです。
何故か、それは私がその時の苦しみの中で、楽になりたい、もう傷つきたくない、もう疑いたくない、そればかりの想いを優先し、決断してしまったことを悔いているからです。
だからこそ、もし同じような境遇に立たされている方がいましたら、もう一度、自分の想いと向き合ってから決断してね、という気持ちを込めて、信じきる女の子をあえて書かせていただきました。
どうにもこうにも、過去の話を描いただけのこちらの作品ー…
それでも私にとっては一つの大事な想い出です。
そんな作品を最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
優しく、素敵な皆様、今日もとびきり素敵な恋をしてください!
また、どこかの作品でお会いできますことを願って、あとがきとさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
2015年7月31日
中原亜依