「素直じゃなくて、悪いかよ。」
「風ちゃん、浴衣買ったでしょ?誰かと夏祭り行くの?」
「あー、うん。まぁ、中学の後輩とね」
「それって、男の子?それとも女の子?」
「男。」
頼んだアイスコーヒーをストローで混ぜながらそう言う風ちゃん。
「なんか、告白されて……花火大会行こうって言われたから」
「見てみたいな!その後輩くん!」
「また、今度ね」
その後、長い時間ガールズトークをしてその日風ちゃんと別れた。