「素直じゃなくて、悪いかよ。」


「風ちゃん、浴衣買ったでしょ?誰かと夏祭り行くの?」



「あー、うん。まぁ、中学の後輩とね」



「それって、男の子?それとも女の子?」



「男。」



頼んだアイスコーヒーをストローで混ぜながらそう言う風ちゃん。



「なんか、告白されて……花火大会行こうって言われたから」



「見てみたいな!その後輩くん!」



「また、今度ね」



その後、長い時間ガールズトークをしてその日風ちゃんと別れた。

< 166 / 248 >

この作品をシェア

pagetop