「素直じゃなくて、悪いかよ。」
そう言ってクスッと笑う先輩が綺麗で見とれてしまった。
ーーピーッ!!
雪奈先輩が笛を鳴らすと皆が集まって来る。
「先生は、少し練習に来るのが遅くなるみたいだから。その前に着替えてストレッチしておいてね。以上!」
うわっ、かっこいい……!
雪奈先輩みたいに出来るかな……。心配だよ……。
「じゃあ、茉林ちゃん。私達も着替えに行こう!」
雪奈先輩についていって私達が泊まる部屋に着く。