「素直じゃなくて、悪いかよ。」
笑って二人を見送った。
もうバスケ部の方に行ったみたいだから……私も行こう。
そして誤解を解いて、明日一緒に回りたい。
着替えるのも時間が勿体ないので、私は猫の格好をしたまま、雨の所に向かった。
地図を頼りにバスケ部の出し物の所へ行くと、凄い人の数。
全員女の人なんだけど……。
1時間以上かかりやっと中に入れた。
「いらっしゃい!」
ホストの格好をしたバスケ部の先輩が出迎えてくれた。