「素直じゃなくて、悪いかよ。」


私は雨に真実を話した。




私が全て話し終わると、



「マジかよ……だっせー、俺。勘違いして」



自分の頭をくしゃとした。



雨も余裕なんて、ないんだね。



でもさ……私だって、余裕ないんだよ。



嫉妬しちゃうんだよ。



「雨。今日、沢山お客さん来たんだって?みんなに姫って言ったの?どんなサービスしたの?」



ムスッと拗ねたように、そう言った。



「今日……?今日は沢山お客さん来て、ルールだから姫って言ったよ。

サービスはお姫様抱っこしたり、ポッキーゲームしたりとから色々」

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