「素直じゃなくて、悪いかよ。」


離して……。気持ち悪いよ……。嫌だ。



私は、恐怖のあまり抵抗出来ず人通りの少ない所に連れて行かれる。



すると、男は、



「……や、めて」



私のブラウスのボタンを開けてきた。



そして、鎖骨辺りに唇をつける。



ヤダ、ヤダ、ヤダ……。



私の足は、ガクガク震え、腰が抜けてしまう。



「へー。何?気持ち良かった?」



ニヤリと笑い近付いてくる男。



さ、叫ばないと……!
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