「素直じゃなくて、悪いかよ。」


腰が抜けてたんだった!



どうしよう……。



「迷惑な奴。」



だよね。これ以上雨に迷惑かけれない。



「私大丈夫だ……ひゃあ!?」



私が、言い終わる前にお姫様抱っこというものをしてくる雨。



「重いから降ろして……!」



「は?歩けねぇんだろ?こーするしかねぇじゃん」



うっ……そうだけどさ!



恥ずかしい……。



私は、足をバタバタさせていると、



「やめろ。」

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