「素直じゃなくて、悪いかよ。」


私が、返事した瞬間髪をクルクル巻かれメイクをされた。



「はいっ、鏡見て!」



手持ちの鏡を半ば強引に持たされ自分の顔を見てみると、



「すごい」



もはや、別人だった。



「じゃー男子に見せよう!」



「いやいや、無理無理!」



「えー!なんでいいじゃん!」



無理矢理背中を押され、隣の教室の扉を開け、



「見て見て男子~!茉林ちゃん可愛いでしょ?」



前に出される。
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